知ってるようで意外と知らない!? 和名での月の呼び方。

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知ってるようで意外と知らない!? 和名での月の呼び方。

梅雨が明けて、そろそろ本格的な夏が到来!
カレンダーをめくっていると「あれっ?」と疑問に感じる言葉が添えられていませんか?
「睦月(むつき)」「如月(きさらぎ)」「水無月(みなづき)」……。
幼い頃から何となく目にしている言葉ですから、意味はわからなくてもその漢字を目にしただけでスッと音読できてしまう方も多いのではないでしょうか?
旧暦では「和風月名(わふうげつめい)」と呼ばれていた、日本古来の呼称である月の呼び名。実はこれらには深い意味が込められているんです。
では、梅雨から夏にかけての和風月名の由来をご紹介しましょう。

「水無月(みなづき)」……その文字のごとし。

文字どおり「水のない月」という文字を書く6月、水無月。こちらは諸説あります。まずは、田んぼに水を張らなければならない「見張月(みはりづき)」から由来するという説。そして、梅雨が明けて水が枯れてしまう、という説。そして、田植えという大仕事を終え「皆仕尽(みなしつき)」という言葉である、という説があります。
どちらにしても、田んぼに米を植える日本人にとって、命と同じくらい大切な水という意味から由来しているのでしょうね。

 「文月(ふづき)」……ふと、文字を書きたくなる由来。

文の月、と書く7月の和風月名は「文月」。この呼称の呼び名は七夕に由来します。
短冊に願い事を書いて笹に吊るす行事、七夕。昔は願い事のほかに歌や文字を書き、書道の上達を祈願したそうです。
その願いが由来して「文披月(ふみひらきづき)」が由来した、という説がもっとも有力だそう。
IT化が進み、なかなか文字を書く機会が減っていますが、こうした由来を聞くと、7月は文字を書いてみようかな、という気になりますね。

 今は葉が生い茂る季節。だけど……。

「葉月(はづき)」は、8月の和風月名です。その名の通り、青々とした新緑が生い茂る季節! 一年の間で一番草木が元気な季節を想像しますよね。
けれど、旧暦では8月というのはすっかり「秋」。昔は、葉の落ちる月「葉落月(はおちづき)」が変化して「葉月(はづき)」となったそう。
現代では夏本番! といった季節ですが、和風月名が名付けられた昔は、秋真っ盛りだったのでしょう。

6月から8月までの和風月名をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか? 普段、何気なく目にしている言葉をきっかけに、少しだけ昔の日本を想像してはいかがでしょうか。

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