浅草って奥が深い! 知っているとちょっと得する浅草トリビア
今や世界的な観光都市である浅草。基本中の基本である浅草寺に雷門、仲見世通りで食べ歩きをしたり、浅草公会堂で歌舞伎を楽しんだり、ちょっとレトロな花やしきで童心に返ったり……どこも魅力たっぷりで1日では回りきれないほど。
そんなディープスポット浅草には、有名な観光地や食事はもちろん、ちょっとしたトリビアがあちこちに散らばっているんです!
今回は、知っていたらちょっと自慢になっちゃう「浅草トリビア」をいくつかご紹介します。
浅草寺のおみくじは「凶」が多い!
これは意外と知られている噂かもしれませんね。
浅草寺で引くおみくじは「凶」「大凶」が出る率が他の神社よりも非常に高く、何度も引きなおしても「凶」ばかり……なんていうことも多いそう。
実は浅草寺のおみくじの20%は「凶」が入っている、という説もあります。
浅草寺で使われているおみくじは「観音百籤(かんのんひゃくせん)」というもので、特に凶が多いわけではなく、古来のおみくじそのままだそうですよ。
「浅草」の名前の由来は「アーシャークシャ」……?
現在では台東区の一地区にある浅草も、明治時代には東京市15区の名前のひとつだったそうです。
その地名の由来は諸説あります。ひとつはアイヌ語で「アツアクサ(海を越す、という意味)」から由来しているという説。
もうひとつはチベット語の「アーシャークシャ(聖のおわす所という意味)」から由来しているという説。
なぜアイヌ語やチベット語から由来しているという説があるのかは謎ですが、浅草にはそのシンボルである雷門、そして浅草寺が存在する地。
聖のおわす所、という由来は、なんだかしっくりくる気がしますね。
その鐘、実は2600万で出来ているの!?
浅草寺に隣接している浅草神社。浅草寺とセットでお参りする方も多いですよね。
こちらは徳川家光公の寄進により設立されていて、現在も当時のままの形で残っています。
浅草神社といえば有名なのが、立派な「時の鐘」。
こちらももちろん当時のまま現存しているのですが、実はこの鐘、金200両が溶け込んでいる可能性がある、ということはご存知でしたか?
「鐘の音が良く鳴り響くように」という想いから、金を入れるようにと指示した、と言われています。
200両を現在の価格にすると、約2600万円! その美しい鐘の音、一度は聞いてみたいものですね。